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147ヘルツの警鐘/川瀬七緒 ★★★★☆

全焼したアパートから1体の焼死体が発見され、放火殺人事件として捜査が開始された。遺体は焼け焦げ炭化して、解剖に回されることに。その過程で、意外な事実が判明する。被害者の腹腔から大量の蠅の幼虫が発見されたのだ。しかも一部は生きた状態で。手がかりに「虫」が発見されたせいか、法医昆虫学が捜査に導入されることになる。赤堀涼子という学者が早速紹介され、一課の岩楯警部補と鰐川は昆虫学の力を存分に知らされるのだった。

<全部虫たちが教えてくれることなの>

前作の「呪術」よりも、もっと取っつきにくいはずの「虫」がテーマなのですが・・・何なんでしょう、この入り込みやすさは。
腐乱した遺体やその臭いやら(蠢く虫やら!)が事細かく書かれていても、グロさを必要以上に煽らない描写だからか、とっても読みやすいのです。
サプライズを狙ったタイプのミステリではなく、真相解明となると途端に失速するのですが、そこまでのリーダビリティが抜群なので十分満足。
登場人物もいい味を出していて楽しいです。
最近は漫画っぽい大げさなキャラクターに白けることが多いですが、赤堀はまったく鼻につかないという不思議。
そして、恋愛の要素が好みなんですよ。
なんだかガッツいてない感じが好感度高いです。
前作と同じく、本当に「読み終わるのがもったいない作品」でした。
絶対、シリーズ化して欲しい。
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 2005年8月~

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