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ドラゴンフライ/河合莞爾 ★★★☆☆

多摩川の河川敷で、臓器を抜き取られ、黒焦げにされた遺体が発見される。鏑木が率いる4人の特別捜査班は再結成し、遺体の下にあったトンボのペンダントヘッドを手がかりに群馬県の飛龍村へ向かう。そこはトンボの里として有数の沢がある村で、被害者はトンボ研究に熱心だった青年・遊介と判明する。だが彼の死後、幼馴染みの盲目の女性・泉美に遊介からの電話が掛かってくる。

<不吉な飛ぶ虫―か>

ユーモアミステリは別として、こういうシリアスな小説で「ま、まさか・・・」とか「そ、そんな・・・」など、動揺台詞(?)を多用するのってあまり好きじゃないなぁと思いながらの読書。
変に丁寧なのか、省略してもいい台詞も多いのでなんだか読み口が鈍かったり。

最初の盲目の少女のエピソードがとても魅力的なのですよね。
やっぱり鏑木班が絡むシーン以外はとても面白いです。
前作よりは4人の会話も上滑り感が薄まったとは思うのですが、後半にワチャワチャし始めるのは相変わらずで。
澤田は必要なのかなぁ。なんだか姫野の役割で十分なような。
20年前の殺人事件の真相は、現場の状況を読んだ瞬間にピンときました。
「何で解らないの?」と鏑木たちにイライラしてしまうくらい、伏線を強調しているので。
あとは、切り裂かれた遺体の真相にガッカリしたのと、前作でも思ったけれど演出が不満。
なんでこんな余計な展開を挟むのかと。おかげで真相に急接近ですよ。
この作家の作品、たとえどんなに意外な真相でも驚けないような気がしてきました。
いいストーリーなのになぁ。
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 2005年8月~

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