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霧の迷宮から君を救い出すために/黒田研二 ★★★☆☆

高原に建てられた災害用のシェルター。
その近くで「僕」は暗闇の中、何者かに襲われて崖から転落し、頭を打った。
包帯が取れたとき目の前に広がったのは、一面、白い霧の世界。
脳を損傷し、動くものを認識できなくなってしまったのだ。
そして、密室のシェルターの中からは女性の死体が発見されて・・・。(カバー裏より)


くろけん作品は細かい伏線がポイントなので、今回も必死になってチェック。
しかし、それが一体どこにつながるのかはやっぱり解らず、解明時には「ほぉ~」とただ感心するばかりでした。

動くものがすべて霧になるという設定と、その説明(顔自体を動かさなくても、目や鼻などを動かすとのっぺらぼうになってしまう、など)が、不謹慎にも「面白いなぁ」と思ってしまいました。
でも想像以上に不便でしょうね。
そんな状態なのに、事件の真相を探ろうと1人でバスに乗ったり林の中を歩いたり・・・。
「ゆっくり寝てなよ~」と、ハラハラ。
シェルターの内部構造と主人公の症状の絡ませ具合がとても上手です。

この結末には驚きました。
作中、「ちょっと良い話」も交えているのに、まさか、こんな終わり方をするとは・・・。
でも、この意外性はくろけんさんっぽいかも。
ダークですが、好きです。
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 2005年8月~

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