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Wonderful Story/伊坂幸犬郎 ★★★☆☆

昔話でおなじみの犬もいれば(伊坂幸犬郎「イヌゲンソーゴ」)、地名の由来になった犬もいる(犬崎梢「海に吠える」)。悪者が連れてきた犬もいるし(木下半犬「バター好きのヘミングウェイ」)、人のために働く盲導犬や(横関犬「パピーウォーカー」)、やたらと見つめてくる犬も……(「犬は見ている」貫井ドッグ郎)。個性豊かな犬たちが踊る、前代未聞の小説“ワンソロジー"、ここに登場!

<俺はその犬の生まれ変わりだ>

「イヌゲンソーゴ」伊坂幸犬郎
犬たちの「大言壮語」が次々と繰り広げられるのですが、ちゃんと有名どころを踏まえていて面白いです。
軽い読み口ながら不穏な展開もあるストーリーが伊坂作品らしくて、綺麗にまとまったオチにも満足しました。
「海に吠える」犬崎梢
家庭の都合で母や妹と離れ離れに暮らすことになった少年の心情が切ないです。
終盤で明かされる「父親の左遷の理由」がなんともリアル。
「パピーウォーカー」横関犬
真相は早い段階で予想がつくし、主人公のキャラ(ダジャレ)が苦手でした。
これは職種の目新しさが良かったな。
「バター好きのヘミングウェイ」木下半犬
木下さんはアンソロジーでも遠慮なしにご自身のカラーを前面に出していて、さすがに苦笑いの連続でした。
ちゃんと伏線を張っていたのには驚きましたよ。
「犬は見ている」貫井ドッグ郎
最初の雑談から、思いもよらない結末へ。
でも犬と結びつけるのはどうなのか。

筆者の名前からしてお遊び感満載なんだから、伊坂さんのような軽く読める作品ばかりでも良かったかなー。
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 2005年8月~

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