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オルゴーリェンヌ/北山猛邦 ★★★☆☆

書物が駆逐される世界。旅を続ける英国人少年クリスは、検閲官に追われるユユと名乗る少女と出会う。追い詰められた二人を救おうと、突如現れた少年検閲官エノ。三人は、少女が追われる原因となった“小道具”をいち早く回収すべく、オルゴールを作り続ける海墟の洋館に向かったが…。そこで彼らを待っていたのはオルゴール職人たちを標的にした連続不可能殺人だった!もう一人の少年検閲官カルテの支配下に置かれた場所で、三人は犯人を突き止めるべく、トリックの解明に挑む。

<滅びる世界に音を刻むのですね>

序章の悪いおとぎ話のような雰囲気がとても魅力的で引きこまれました。
前作から7年ということで設定や世界観をほぼ忘れていましたが、この物語から読んでもすぐに馴染めそうなストーリーの運び方で安心しました。
連続殺人の物理トリックもどれも図解付きで親切な印象。
終盤のカルテの推理の荒っぽさに戸惑っていたところ、ラスト数ページでまったく予想外の展開に息をのみました。
私好みのサプライズと切なさが一緒にくるタイプの真相で、あまりロジカルな作風ではないせいか衝撃度はやや低めでしたが、ストーリーとしては素晴らしかったです。
シリーズ2冊続けて読んでいればよかったと後悔しました。
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 2005年8月~

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