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死と砂時計/鳥飼否宇 ★★★★☆

世界各国から集められた死刑囚を収容する、ジャリーミスタン終末監獄。親殺しの罪で収監されたアラン青年は、“監獄の牢名主”と呼ばれる老人シュルツと出会う。明晰な頭脳を持つシュルツの助手となって、監獄内の事件の捜査に携わるアラン。死刑執行前夜、なぜ囚人は密室状態の独房で斬殺されたのか?どうして囚人は闇夜ではなく、人目につく満月の夜に脱獄したのか?そして、アランが罪に問われた殺人事件の真相とは…。死刑囚の青年と老人が遭遇する、摩訶不思議な事件の数々。

<死刑囚だって死は怖い>

既読の「魔王シャヴォ・ドルマヤンの密室」(「死刑囚はなぜ殺される」改題?)の世界観が魅力的だったので、手に取りましたが大正解でした。
「英雄チェン・ウェイツの失踪」
伏線の回収が見事。ラストでさらっと後味を悪くするから困る。
「監察官ジェマイヤ・カーレッドの韜晦」
この動機は短編だと物足りないなぁ。
「墓守ラクパ・ギャルポの誉れ」
真相も展開もとても好み。墓守の最期にゾワッとした。
「女囚マリア・スコフィールドの懐胎」
不可解で魅力的な謎に、変化球だけれど巧妙な真相。
「確定囚アラン・イシダの真実」
伏線がバレバレだったため真相は予想がつきますが、その後の展開が面白い。

そして、衝撃のエピローグ。余韻が半端ないです。
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 2005年8月~

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